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『古墳は語る古代出雲誕生』を発刊

『古墳は語る古代出雲誕生』を発刊しました。

本書は島根県立古代出雲歴史博物館の展示図録です。

https://www.izm.ed.jp/cms/cms.php?mode=v&id=339

 

6世紀、継体・欽明天皇の時代に新たな政治秩序が形成される中、出雲をはじめとする各地の豪族の姿を、馬具や大刀などの華麗な副葬品や、関連する文献資料からひもといた展覧会の詳細がこの1冊に。

 

【主な内容】

プロローグ 古墳が語る「大王の」時代

列島各地が古代国家へとまとまっていくなか、ヤマト・九州・出雲を象徴するような出土品を紹介。

 

第1章 並び立つ東西出雲

古墳時代後期、出雲に存在した東西二つの政治勢力。それぞれの古墳の形や副葬品の違いなどから、東西勢力の並立の理由を探ります。

 

第2章 筑紫君磐井の栄華

九州北部を代表する豪族「筑紫君磐井」とヤマト王権との間で勃発した「磐井の乱」などから、列島各地にさまざまなインパクトを与えた筑紫君一族の実像に迫ります。

 

第3章 継体・欽明天皇の覇権

政治組織や制度を整備して各地の豪族とつながりながら、列島内をまとめ上げた継体・欽明天皇時代。彼らを中心とした新しい政治システムをゆかりの古墳や遺跡を手掛かりに考えます。

 

第4章 古代出雲誕生

東西に分かれていた出雲が、ヤマト王権や各地の豪族との交流の中で「出雲」という一つの地域にまとまっていきます。それは律令国家における「出雲国」の礎となるものでした。

 

エピローグ 古墳が語りを終えて

政治的・社会的な序列を誇示し、地域統合のシンボルであった古墳は、7世紀にはその役割を終えました。律令制の浸透によって、各地の豪族にも新たな役割が求められ、出雲も明確な領域を持った「出雲国」へと姿を変えていったのです。

 

弊社サイトで立ち読みできます

https://tpharvest.com/tp/ebooks/kodaitanjo/index.html